まるで、蒸し風呂の中にいるよう
台風8号の方はとえいば、
本日未明、中国大陸で熱帯低気圧に変わったとのこと。
予想どおりの展開でした。
ところで、熱帯低気圧と台風との違いとは何でしょう?
調べてみると、
日本の南で発生した熱帯低気圧がどんどん発達し、
「中心付近の最大風速」≧17.2m となったときに、
台風と呼ぶのだそうです。
なんか、成長魚のようですね。
でまた、逆に今度は台風の勢力が弱まって、
「中心付近の最大風速」<17.2m となると、
再び熱帯低気圧と呼ぶのだと。
ところで、この熱帯低気圧というのは、
「暖気(暖かい空気)」だけでできている低気圧で、
「寒気(北からの冷たい空気)」が入り、
前線をともなった温帯低気圧とは別物なのだとか。
あと、なぜ風速17.2mといった中途半端な端数なのか、
という疑問。
これは、中心付近の最大風速が33.5ノット以上となったものを
台風と定義したことに由来するのだそうです。
ここに、1ノット=1カイリ/h=0.514m/sec ですので、
v≧33.5ノット
=33.5カイリ/h
=33.5✕0.514m/sec
=17.2m/sec
となるのだと。
南からの暖かく湿りまくった空気を、
大量に日本列島へも供給したということなのでしょう。
昨日は、まるで蒸し風呂の中にいるようでした。
夏ですから。。。